地方公務員、考える。#安定による弊害
先日の投稿で、公務員は給与面、雇用面で安定していると書きました。ご承知の通り物事にはいろいろな側面があります。今日は安定故に生じる弊害について個人的な意見を書いてみます。
年功序列で給与の差が出にくいことから、内部での競争はなかなか生まれません。部署同士で仕事の押し付け合いや責任のなすりつけ合いが起こります。また、強制的に資格取得を求められることもないので、自己啓発をしている人は少ない印象です。仕事の性質上、公務員でしか使えない知識もありますので、民間に転職したいと考えたときに、転職市場での価値は低いかもしれません。
安定は保守的とも考えられると思います。上層部は保守的です。それは当然、保守的な人が保守的な人を優秀として、昇進させるという流れが脈々とあるので、保守的になるでしょう。健全な批判(会社にとって意味のある批判)はクレームと捉えれることもあり、どんどん新しいことをしたい人にとっては、思い通りにいかないこともあるでしょう。いろいろな計画や政策がありますが、誰一人取り残さないという考えもあり、結果として誰にも刺さらない計画や政策となっているように思います。とはいえ、それは自治体ごとで色が異なり、先進的な取り組みに積極的な自治体も中にはあると思います。大阪市ではデジタル部門が市長直轄の組織で機動的だと聞きますし、四条畷市何かはエンゲージメントサーベイを全国に先駆けて行っていると聞きます。
「郷に入っては郷に従え」が不自由なく過ごす良い方法かもしれません。私は抗いがちですが、、、