地方公務員、考える。#地方公務員の優秀さとは。
地方公務員における優秀さとはなんでしょうか。
私の自治体では、情報部門が2つに分かれており、一つはDX関係、一つはインフラ関係です。DX関係は魅力的品質。無くても顧客満足度を下げることはないが、有れば顧客満足度を上げる。インフラ関係は当たり前品質。有って当たり前で、無ければ顧客満足度をさげることになる。
生活保護CWでも、「めちゃめちゃ家庭訪問行くけど各家庭10分しか話を聞かない人」と「家庭訪問の件数は少ないけど、各家庭1時間以上滞在する人」どちらが優秀なのか。
それこそ、人事部門と政策部門、財務部門、情報部門、福祉部門、こども部門、各局総務部門と・・・どの部署の誰が優秀なのか。
頭の回転が速く弁が立つ人が優秀なのか、様々な部署との調整がうまい人が優秀なのか、社会的弱者に親身になって寄り添える人が優秀なのか、スーパー公務員と呼ばれる特定の領域でずば抜けている人が優秀なのか。仕事の種類が多岐にわたるので、これ決めるのは難しいですし、複数の能力を持っている必要があるのかもしれません。
何が優秀かわからないので、私は「人材を育てる」人が優秀だと思って仕事に取り組んでいます。※「人材を育てる」→「良い施策を考えたり、実行できる」、「さらに良い人材を育てる」→「地域や市民に貢献する」のスパイラルを生むと信じています。
また難しいのは「優秀」=「昇進する」ではないんですよね。昇進だけに絞れば、2階級上の直属の上司にいかに評価されるかかなと思っています。
皆さん、公務員にとっての優秀とはなんだと思いますか。