地方公務員、考える。#公務員の面白み

 私が考える公務員の面白みの一つは仕事の幅です。私が働いている自治体は職員数が3000人未満ですが、所属が200課ほどあります。庶務などの仕事は重複しているかもしれませんが、一つの課で複数の係があることも考えれば、600種類以上の仕事があるかもしれません。世界を代表するような多角化企業なら色々な仕事があるでしょうが、大きなセグメントを跨いだ異動は少ないのではと思います。医療系に長年従事していた人が製造系に行くとか、金融系にいた人が公共系に行くとか。自治体では、政策、法務、情報、財政といったスタッフ部門はもちろん、税務、市民サービス、協働、地域活性、福祉、子ども政策、教育、都市整備、環境、選挙等々の領域があり、スペシャリストよりもゼネラリストを育てる文化があるので、当たり前にジョブローテーションがあります。            

 私自身、情報系から生活保護に異動したときは、転職したレベルで仕事の内容が違いました。全くこれまでの知識が生かせなくて焦りましたが、市民サービスの最前線やこれまで接したことがない状況下の方々と接してこれたことは、非常に価値のある、ありがたい経験をさせてもらったと感じています。これからの公務員生活でどんな体験ができるか楽しみです。

 ちなみに50団体ほどの外郭団体や他自治体、中央省庁、民間企業などへ職員が派遣?出向?研修?しています。

以上

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です